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022:


些細な言葉で
哀しい気持ちが
流されていく。(それは誤魔化されてるだけだよ)





021:


心の、ずっとずっと奥で
嘘を吐いたことを、悔やんだ。
二人のうちの一人だけが
苦しんでいるのが、耐えられない。
蝋燭の火を吹き消したみたいに、
笑顔は一瞬で消えてしまった。
辛いのは、あなたも同じ
ラジオから聞こえるノイズみたいに、
苦しめられていく、じわじわと。
へし折れてしまいそうな、弱いあたしの心。





020:


弱かったあたしの所為で
苦しめてしまって、ごめんね
幸せになりたいだなんて
つまらない我儘だったね。





019:


きみだけに
ラブソングを唄おう
会えない日でも
近付けない日でも
夢の中でも、いつでも
唄いに行ってあげるから。





018:


ぼんやりとした
孤独のなかは
暗い色した
自由が似合う。
余分な力は切り離し
憂いのなかに身を投げる
千切り捨てた感情たちは
夜色の過ちであろう





017:


死んでしまってもいい
どうでもいいんだ、もう
とりあえず今は
儚い時代にため息吐いて
苦痛に歪む微笑みも
小さすぎる愛想笑いも
夢の中へは連れてゆかない
浮世にあるだけで十分だから
無意識にもう、笑わないでほしい





016:


ぎこちなさに、溜息
やるせなさに、溜息
ブルーなキモチと、
ループするキモチ。





015:


小さな小さな
笑顔の隅で
流動的に
意識は働く





014:


幸せなんてすぐに
過ぎ去って行ってしまうから
他愛のない時間が
明日に続いてくとは限らないから





013:


他愛もないことがキッカケで気付いた
相違の二文字が存在していることに。
ガラにもなく泣き続けて
零時になって、涙が止まって
何もないって謂う空虚な気持ちと
綺麗になった心と共に、





012:


ただ、あたしは
断片的な記憶を手繰って
幸せなあたしを探してた。
意味なんてあったのだろうか。
まじらう物なんて何もない
小さな小さなこの心。





011:


手放すくらいならば
我慢致します
未来が暗くともあたしは、





010:


幸せとは、
偶然この手に
舞い降りて来るものなのです。





009:


不器用なあたし
ライター片手に
突っ走ってゆく。
暗がりの中で
あなたを見つけられたなら
憂き世色に染まってしまった
扉を開けることができるでしょう。





008:


「楽しかったね」とか
「大好きだったよ」とか
「幸せだったから」なんて
言いたくなんかないんだよ。
まぼろしなんかじゃないのよ?
ちっぽけなこのあたしだけれど。





007:


さようなら
 暮れゆく心
  来世では笑えますように





006:


はじめてだった
伝えたいと思ったのなんて。
恋をして初めて
色んな気持ちの塊に
沈んでしまいそうになった。
よくないことも考えて
疎まれないように祈ってた。
じわじわとでも、毎日が
喜びに向かっていくように…





005:


拙くて なにも
見出せず 唯
とりあえずな日々を
罰だけを恐れて生きている
つまらなさに、溜息。





004:


何でもないよと
見せた笑顔は
誰が見たって
我慢していた。
君を笑わせたいと思うのに
ラクにしたいと思うのに
理由なんて必要かい?





003:


愛してくれなんて
言わないよ
でもね、
手を繋いでいて
いつまでも。
手を放さないで
いつかまで。





002:


ギリギリでも
ぶつかってゆきます
…好きだから。





001:


止まない雨
見えないあなた
虹が架かるなら
不幸だなんて云わないよ
瑠璃色の涙が
愛しているあなたの
恵みの雨になりますやうに...





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